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だしの取り方 

和食の基本である「だし」。だしとは魚や昆布などから旨味成分を抽出した汁のことで、漢字で書くと「出汁」となります。 きちんと取った出汁を料理に使うと、香りが豊かになり、味も良くなります。 おいしいお味噌汁や煮物を作るときに欠かせない出汁の取り方をご紹介します。

1.鰹出汁の取り方
【材料】
・鰹節 30g
・水 1リットル
【作り方】
(1)鍋に水を入れ、沸騰したら、火を止める
(2)鰹節を入れ、2分ほどおく
(3)ボウルにクッキングペーパーを敷いたザルを重ねて濾し、1分ほどおく


2 煮干し出汁の取り方
【材料】
・煮干し 50g
・水 1リットル
【作り方】
(1)煮干しは頭とワタ(内臓)を取り除く
(2)鍋に水と煮干しを入れ、30分以上浸す
(3)鍋を加熱し、沸騰したら、弱火にして、灰汁を取りながら、5~10分程煮出す
(4)ボウルにクッキングペーパーを敷いたザルを重ねて濾す

※水出汁の場合は、密閉容器に水と煮干しを入れ、冷蔵庫に1晩置く


3 昆布出汁の取り方
【材料】
・昆布 50g
・水 1リットル
【作り方】
(1)昆布の表面を、水にぬらして固く絞ったふきんで、さっと汚れをふき取る
(2)鍋に水を入れ、30分以上浸す
(3)鍋を加熱し、ゆっくり煮出して、沸騰直前で火を止める
(4)昆布を取り出す
※水出汁の場合は、密閉容器に水と昆布を入れ、冷蔵庫に1晩おく


★いずれの出汁も冷蔵庫で2~3日間、冷凍保存で3週間ほど保存可能です
★出汁はそれぞれえぐみが出ない様に、沸騰をさせない事がポイントです